楽天銀行住宅ローンのメリット・デメリット|利用者の口コミや評判、金利や審査の流れまで徹底解説

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楽天銀行の住宅ローンは、楽天グループの金融機関である楽天銀行が展開しています。

「楽天銀行住宅ローンは良いって聞くけど本当?」「楽天経済圏で生活しているから楽天銀行の住宅ローンを検討しているけど大丈夫かな」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、楽天銀行住宅ローンのリットやデメリットを紹介します。さらに、実際に利用している方の口コミや評判、金利や審査の流れまで詳しく解説していきます。

楽天銀行の住宅ローンに決めようか悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

おすすめできる人おすすめできない人
・借入金額が高額で事務手数料が気になる
・なるべく保証料や手数料をなくしたい
・団信の保障内容を厚くしたいが金利の上乗せが気になる
・金利の状況に応じて金利タイプを変更したい
・楽天経済圏で生活している
・直接顔を見て対面で面談を受けたい
・楽天銀行以外の口座から金利の上乗せなしで返済したい
目次

楽天銀行住宅ローンとは?特徴や商品概要を紹介

金利タイプの変更が可能
詳しくはこちら

楽天銀行住宅ローンの金利や種類

楽天銀行住宅ローンは、

・変動金利
・10年以下の固定金利
・フラット35

を取り扱っています。

それぞれの金利を、以下の表にまとめました。

楽天銀行住宅ローンの金利(2023年12月時点)

金利タイプ金利
変動金利年0.550%
固定金利(10年)年1.855%
フラット35年1.91%
※自己資金10%
※借入期間21~35年
※団信加入

楽天銀行住宅ローンの団体信用生命保険

楽天銀行住宅ローンの団体信用生命保険(団信)は、以下の通りです。

住宅ローン(変動金利/固定金利)フラット35
無料の団信・一般団信
➡死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
・がん保障特約
➡死亡・高度障害と診断された場合。
または、所定の就業不能状態が1年超の場合、ローン残高が0円。
がんと診断された場合は、ローン残高が半分となる。
・全疾病特約
➡死亡・高度障害と診断された場合。
または、所定の就業不能状態が1年超の場合、ローン残高が0円となる。
・新機構団信
➡死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円となる。
オプション・がん保障特約・3大疾病付機構団信

楽天銀行住宅ローンは、無料で受けられる保障範囲が広いのが魅力です。

楽天銀行住宅ローンの手数料

楽天銀行住宅ローンの手数料や保証料を、以下の表にまとめました。

住宅ローン(変動金利/固定金利)フラット35
事務手数料33万円(税込)融資額×1.1%
※最低11万円
※新規借入の場合
保証料0円年0円
繰り上げ返済手数料0円年0円

楽天銀行住宅ローンの5つのメリット

「楽天銀行の住宅ローンって他の金融機関と何が違うの?」「良いって聞くけど本当かな」と悩んでいる方もいますよね。

ここからは、楽天銀行住宅ローンの5つのメリットについて紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

事務手数料が一律で33万円!他社より安い可能性あり

楽天銀行の住宅ローンは、事務手数料が一律33万円と決められています。

ネット銀行の事務手数料は「借入金額×2.2%(税込)」であるケースが多いです。しかし、楽天銀行の住宅ローンの場合は事務手数料が決められているため、借入金額が高額な方にとってはお得です。

借入金額ごとに、楽天銀行と一般的なネット銀行の事務手数料を比較してみました。

楽天銀行一般的なネット銀行
借入金額 1,000万円33万円22万円
借入金額 2,000万円33万円44万円
借入金額 3,000万円33万円66万円
借入金額 4,000万円33万円88万円
借入金額 5,000万円33万円110万円

事務手数料を比較してみると、借入金額1,000万円の場合は一般的なネット銀行の方が事務手数料が安いものの、借入金額2,000万円以上の場合は楽天銀行の方が安いです。

借入金額5,000万円になると77万円も差額が出るので、借入金額が高額な方にこそ楽天銀行がおすすめです。

さらに、事務手数料の33万円を用意するのが難しい場合は、諸費用の一部も借り入れ可能。楽天銀行住宅ローンなら、すぐにまとまったお金を用意することが難しい場合でも申し込めます。

保証料や繰り上げ返済手数料が無料

楽天銀行の住宅ローンは、保証料や繰り上げ返済手数料が無料です。

保証料とは、住宅ローンを契約する人が保証会社と保証契約を結ぶ際にかかる費用のこと。金融機関によって異なりますが、保証料が発生する住宅ローンも多いです。

また、毎月の返済額とは別にまとまった金額を返済する繰り上げ返済も、金融機関によっては手数料が発生するケースがあります。

しかし、楽天銀行なら保証料や繰り上げ返済手数料が無料。ボーナス月や余裕のあるタイミングで繰り上げ返済をしようとしている方にとっては特にうれしいポイントです。

繰り上げ返済をすると、返済期間を短くすることで利息が減少するので、なるべく早く返して総返済額を減らして得したい方は要チェックです。

全疾病特約付き団信が0円

楽天銀行の住宅ローンは、全疫病特約付きの団体信用生命保険(団信)でも金利の上乗せなしで加入できます。団体信用生命保険とは、住宅ローン契約者が死亡もしくは高度障害を負ったときに、ローン残高が0円になる保険のこと。

団体信用生命保険は金利の上乗せなしで加入できる金融機関がほとんどですが、保障を厚くする場合は金利の上乗せが必要になるケースが多いです。

しかし、楽天銀行の住宅ローンなら一般的な保障内容に、

・所定の就業不能状態になった場合の保障
・がんと診断されたときに住宅ローン残高の50%を保障

が付帯した団体信用生命保険に金利の上乗せなしで加入できます。

「住宅ローンを払い終えるまで問題なく働き続けられるか不安」と悩んでいる方は、楽天銀行の「がん保障特約・全疾病特約付団体信用生命保険」がぴったりです。

金利タイプを何度でも変更できる

楽天銀行の住宅ローンは、返済中でも金利タイプの変更が可能です。

変動金利型から固定金利型に変更したり、固定金利の期間が終了した段階で固定金利型から変動金利型への変更もできます。

金利タイプは何度でも変更できるので、金利の変動を見ながら選択することが可能です。

楽天スーパーポイントが貯まりやすくなる

楽天銀行の住宅ローンに加入すると、ハッピープログラムのステージが1ランクアップするため、楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。

楽天ハッピープログラムとは、楽天銀行の優遇プログラムのこと。

5つの会員ステージに分けられており、ステージを上げるごとに、楽天ポイントの獲得倍率がアップしたり、ATMや他行振込を無料で利用できる回数が増えたりするメリットがあります。

・楽天銀行に口座をすでに持っている方
・口座開設後、楽天銀行住宅ローンの引き落とし口座を楽天銀行に指定した方

は楽天ハッピープログラムのステージ1ランクアップの対象となります。

楽天経済圏で生活している方にとってはうれしいメリットです。

金利タイプの変更が可能
詳しくはこちら

楽天銀行住宅ローンの2つのデメリット

楽天銀行の住宅ローンにはさまざまなメリットがありますが、自分に合う住宅ローンを見つけるためにはデメリットもチェックしておくことが大切です。

ここからは、楽天銀行住宅ローンの2つのデメリットについて詳しく解説します。

SkypeやZoomでないと対面相談ができない

楽天銀行の住宅ローンは、対面での面談はSkypeやZoomを利用しています。

店舗がないため、顔を合わせての相談はSkypeやZoomを使う必要があり、使い慣れていない方は不便に感じやすい点がデメリットです。

なお、SkypeやZoomでの面談は9時から21時まで対応可能。年末年始以外であれば土日祝日も対応しているので、平日は仕事で忙しい方でも相談しやすいのがうれしいポイントです。

また、「対面で話すほどではないけど気になる点を相談したい」という方は、電話での問い合わせも可能。9時から17時まで対応しており、年末年始以外であればいつでも繋がります。

直接会って相談することはできないものの、ネット銀行ながらサポート体制が整っている点が魅力です。

楽天銀行以外の口座からの返済は金利が上乗せ

楽天銀行の住宅ローンは、楽天銀行以外の口座から返済する場合は金利が年0.3%上乗せとなります。

他行の口座をメインバンクとして使用していて余分な手数料を払いたくない方は、楽天口座を新たに開設する手間が発生するのが残念なところ。また、返済し忘れることのないようにメインバンクを変更する場合は、さらに手続きの手間が発生してしまいます。

住宅ローンを借りる際は、契約する金融機関の口座を開設するのが一般的ではあるものの、どうしても口座を開設したくない方には不向きです。

楽天銀行住宅ローンの口コミ・評判

「楽天銀行の住宅ローンって実際どうなの?」「良い評判は聞くけど本当かな」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、楽天銀行住宅ローンの口コミや評判を徹底調査しました。

良い口コミから悪い口コミまでまとめたので、楽天銀行住宅ローンに決めようか悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

良い口コミ・評判

楽天銀行住宅ローンの良い口コミ・評判を調査しました。

手数料が固定額なので、トータルで考えたらかなり安かったと思います。

引用:価格.com

団体信用生命保険の他に全疾病特約がついての金利なので便利です。

引用:価格.com

保険内容などサポートに問い合わせたときは非常に丁寧に教えてくれたので、サポートの点では問題ないと思います。

引用:価格.com

来店不要、ウェブで契約が完結出来るので忙しい人などに向いています。

引用:価格.com

悪い口コミ・評判

楽天銀行住宅ローンの悪い口コミ・評判は、以下の通りです。

低い方ではあるが、諸費用の安さとトレードオフになっているため、他のネットバンクよりは若干高め。

引用:価格.com

全て郵送のため、やや時間がかかる。

引用:価格.com

結論:手数料や金利の上乗せを避けたい方にぴったり

楽天銀行住宅ローンの良い評判では、

・手数料が固定額で安い
・団体信用生命保険に特約を無料で付帯できる
・サポートに問い合わせると丁寧に教えてくれる
・Webで手続きができて忙しい人でも利用しやすい

といった感想が寄せられていました。

個定額の手数料の安さだけでなく、サポートの手厚さに関する良い評判が多い印象を受けました。

実店舗がなく、直接顔を合わせて相談できないものの、オンライン上でも困ったときにはしっかりサポートを受けられるので安心です。

一方、悪い口コミでは

・金利は低めだが他のネット銀行よりは少し高め
・書類を郵送する必要がありやや時間がかかる

といった評判が見受けられました。

金利の安さにこだわりたい方にとっては、他のネット銀行と比較すると若干高めに感じる可能性があります。

また、申込はWebでできるものの、書類は郵送する必要があるため、オンラインで全て完結するネット銀行よりは少し時間がかかるようです。

楽天銀行住宅ローンの申込や審査の流れ

楽天銀行の住宅ローンは、最短26日程度で手続きが完了します。

スムーズに手続きを進めるためにも、あらかじめ申込や審査の流れを確認しておきましょう。

①申込(5~10日)

まずは、楽天銀行のWebサイトから申し込み手続きを行い、申込内容の情報をもとに事前審査を行います。

事前審査の結果がメールで届き、「承認」だった場合は申込書類一式が送付されます。

届いた申込書類に必要事項を入力し、書類を郵送で提出します。申込書や必要書類一式は、借入希望月の1ヵ月前までに返送するよう注意しましょう。

②審査(7~14日)

書類を提出すると、約1〜2週間程度で審査が行われます。

審査が終了すると、審査結果が電話もしくはメールにて連絡され、借入に必要な書類が送付されます。

審査結果が「承認」だった場合、

・口座振替依頼書
・契約書作成に関する連絡書

を提出します。

③契約(14~21日)

楽天銀行から契約書一式が送付されるため、契約書類に必要事項を記入して返送します。

契約書類の返送は、借入希望日の6営業日前までには行いましょう。

楽天銀行により返送した契約書類が確認され次第、指定口座に振り込まれて融資が実行されます。

楽天銀行住宅ローンはこんな人におすすめ

楽天銀行住宅ローンをおすすめできる人は、以下の通りです。

楽天銀行住宅ローンはこんな人におすすめ

・借入金額が高額で事務手数料が気になる
・なるべく保証料や手数料をなくしたい
・団信の保障内容を厚くしたいが金利の上乗せが気になる
・金利の状況に応じて金利タイプを変更したい
・楽天経済圏で生活している

楽天銀行住宅ローンは、事務手数料の安さが魅力です。特に事務手数料は一般的な住宅ローンの場合は借入金額が高いほど高額になりがちなので、借入金額が多い方にこそ楽天銀行住宅ローンがおすすめです。

反対に、

・直接顔を見て対面で面談を受けたい方
・楽天銀行以外の口座から金利の上乗せなしで返済したい方

は楽天銀行住宅ローンが合わない可能性があるので注意しましょう。

終わりに|事務手数料や保証料の安さ重視なら必見

楽天銀行住宅ローンは、楽天グループの金融機関である楽天銀行が展開している住宅ローンです。

事務手数料が一律33万円である点や、保証料や繰り上げ返済手数料が無料である点、全疫病特約付き団信が金利の上乗せなしで付帯できる点などメリットが豊富。

特に、一般的な住宅ローンの場合は、借入金額が高ければ高いほど事務手数料が高額になりがちなので、借入金額が高い方は楽天銀行住宅ローンが特にお得に感じるでしょう。

口コミをチェックしても、手数料が固定額で安い点に加え、サポートが手厚い点など良い評判が多数見受けられました。

借入金額が高額で事務手数料の高さが気になる方や、ネット銀行でも手厚いサポートを受けたい方楽天銀行経済圏で生活している方は、楽天銀行住宅ローンを検討してみてくださいね。【会社情報】

金利金利選択型:変動金利 年0.550%/固定金利10年 年1.855%
フラット35:年1.91%
※自己資金10%
※借入期間21~35年
※団信加入
諸経費事務手数料:一律33万円
※保証料:無料
※フラット35の場合は融資額×1.1%
繰り上げ返済手数料無料

金利タイプの変更が可能
詳しくはこちら

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この記事を書いた人

お金に関する基本的な知識から貯金のコツ、資産形成まで幅広く伝えるメディア「@nextマガジン」の運営を行っています。ここにくれば、お金の悩みが解決できる「お金の広辞苑」を目指して日々記事を公開中です。本当にタメになる情報だけを厳選してお届けします。

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