生命保険は病気になってからでも加入できる?保険の種類やおすすめできる人を紹介

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「持病があるけど、保険に入れる?」「健康だけど保険に入っておいた方がいいの?」

保険の加入タイミング、気になりますよね。

特に病気や手術を経験すると、自分が入れる保険があるのか不安に思う方も多いと思います。

持病や手術歴があっても、保険に入ることはできます。

ただし、入れる保険は限られるため加入条件や保障内容を前もって確認し、自分にあった保険を選ぶことが大切です。

本記事では、病気でも入れる保険と、健康なうちに生命保険に入った方がいい理由をお伝えします。

「病気でも保険に入れるか不安」「健康だけど保険が必要なのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

病気になってからでも入れる生命保険はある

保険加入時に病気を治療している場合や、持病や手術歴がある場合でも入れる生命保険はあります。

ただし、健康状態によって入れる保険の種類が限られるため、自分が必要とする保障内容なのか前もって確認する必要があります。

病気中または持病があっても入れる3つの保険の特徴と、どんな方におすすめなのか、メリット・デメリットと合わせて見ていきましょう。

病気になってからでも入れる生命保険の種類&メリットデメリット

病気中または持病があっても入れる生命保険は3つあります。

内容おすすめな方
引受基準緩和型保険加入条件が厳しくなく、病気・手術の経験や持病があっても入れる保険持病の再発や悪化に備えて保険に加入したい方
無選択型保険病気中・持病があっても告知なしで入れる保険保険で最低限の備えをしておきたい方
一般的な生命保険(条件付き)特定の病気や身体の特定部位に対して保障しない契約で入れる保険今の病気や持病は保障されなくてもいいけど、他の病気やケガには備えておきたい方

「保険料」「告知内容」「持病への保障」の視点でメリット・デメリットを比べてみましょう。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、加入条件が厳しくなく、病気・手術の経験や持病があっても入れる保険です。

引受基準緩和型保険がおすすめな方は、「持病の再発や悪化に備えて保険に加入したい方」です。

「保険料は多少高くても、今の病気(持病)も含めて保障してほしい」という方は、各保険会社の告知内容・保険料・保障内容を比較し、自分に合う引受基準緩和型保険を選んでくださいね。

■引受基準緩和型保険のメリット・デメリット

メリットデメリット
・告知内容が厳しくないため、病気中でも入りやすい
・持病が再発したり悪化しても保障対象になる
・一般的な保険料と比べると、保険料が高い
・保険商品によっては、加入後1年間などはもらえる保険金が半額になるなど条件が付くケースがある
・一般的な保険に比べて、加入できる商品が少ない
・健康状態によっては審査に落ちる場合がある

無選択型保険

無選択型保険とは、病気中・持病があっても告知なしで入れる保険です。

無選択型保険がおすすめな方は、「保険で最低限の備えをしておきたい方」です。

「持病の保障はできなくても、家族のために最低限の死亡保障を準備しておきたい」という方は無選択型保険を検討してみましょう。

ただし、無選択型保険は契約時の病気・持病は保障されないケースがほとんどです。

保険で得られる保障とは別に、万が一のために貯蓄をしておきましょう。

また、病気が良くなった際は別の保険商品に入り直す方法もあります。

■無選択型保険のメリット・デメリット

メリットデメリット
・告知や審査がないため、病気中・持病があっても保険に入れる
・引受基準緩和型保険を断られた方も保険に入れる可能性がある
・一般的な保険料と比べると、保険料が高い
・一般的な保険と比べると、保障内容(保険金、給付金)が少ない
・一般的な保険に比べて、加入できる商品が非常に少ない
・持病の悪化や再発は保障されないことが多い

一般的な生命保険(条件付き)

病気や持病があっても「条件付き」で一般的な生命保険に入れるケースがあります。

「条件付き」とは多くの場合、特定の病気や身体の特定部位に対して保障しない、という契約です。

つまり、持病に関わる特定部位については保険金・給付金を受け取ることができません。

しかし、それ以外の病気やケガは補償の対象になります。

「条件付き」で生命保険に入る方法がおすすめな方は、「今の病気や持病は保障されなくてもいいけど、他の病気やケガには備えておきたい方」です。

細かい加入条件は保険会社によって異なるため、各商品の条件・保障内容をよく確認しましょう。

■「条件付き」で生命保険に入るメリット・デメリット

メリットデメリット
・病気や持病に関わる特定の部位以外は、一般的な保険と同じ保障が受けられる
・引受基準緩和型保険や無選択型保険よりも、手ごろな保険料で契約しやすい
・保険商品の選択肢が多い
・持病や病気が再発したり悪化しても、保障を受けられない
・一般的な保険と比べると、保障内容(保険金、給付金)が少ない
・審査を受けないと、条件が付加される期間や内容が分からない

健康なうちに生命保険に加入しておくべき2つの理由

「健康な人も保険に入った方がいいの?」と考える方もいるかもしれません。

生命保険は病気になってからでも入れますが、デメリットも多くなります。

若くて健康なうちに保険に入ると、保険料が安い上に、幅広い保険商品から選べるメリットがあります。

ここからは、2つのメリットについて詳しく解説します。

病気になると加入できる保険の選択肢が狭まる

生命保険​は、病気やケガで働けなくなったり、入院・手術・通院でお金が必要になったり、死亡した時に家族が安心できる生活費を残したりと、万が一に備えるための保険です。

そのため、保険会社は、保険加入者の将来の病気・ケガのリスクを事前に調べます。

契約時には、過去1年〜3年分の健康診断の結果表の提出や、呼気検査による喫煙歴のチェック、家族の病歴の確認などがあります。

病気になると、それらの契約時の審査に引っかかり加入できる保険の選択肢が狭まります。

本来必要な保障内容(保険金・給付金)がもらえないと困りますよね。保険は、健康なうちに入るのがおすすめです。

若くて健康なうちは保険料が安い

同じ保険商品でも、契約者の健康状態によって保険料は違います。

生命保険の保険料は、商品の特徴のほか、保険加入者の将来の病気・ケガのリスクに沿って決まります。

生活習慣病などは年齢が若いほどリスクが少ないと言われています。

若くて健康に自信があるうちに保険に入るのがお得です。

終わりに|病気に備えて早めに生命保険に加入しよう

生命保険は、自分だけでなく家族のためにもなる保険です。

自分に万が一のことがあった時、あるいは配偶者が亡くなった時、病気やケガで働けなくなったとき、生活を維持するために必要な保障(保険金・給付金)がいくらなのかシミュレーションし、自分にあう保険商品に入ることが大切です。

病気を治療中または持病がある方も、諦めず自分にあう保険を探してみましょう。

若く、健康に自信がある方は、将来に備えて早めに生命保険を検討してくださいね。

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この記事を書いた人

お金に関する基本的な知識から貯金のコツ、資産形成まで幅広く伝えるメディア「@nextマガジン」の運営を行っています。ここにくれば、お金の悩みが解決できる「お金の広辞苑」を目指して日々記事を公開中です。本当にタメになる情報だけを厳選してお届けします。

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